脳・心臓疾患の労災認定基準の改正について

長時間の時間外労働など業務による過重負荷を原因とする脳梗塞や心筋梗塞などの脳・心臓疾患について、令和3年7月16日に厚生労働省の専門家の報告書がまとめられ、約20年ぶりに、認定基準の改正が行われました。
今回の改正では、業 ...
労災の休業補償と会社からの給与について

仕事中のケガにより勤務できなくなり、休業せざるを得なくなったときは、労災保険から給与の60%が休業補償給付として支給されることとなります。
他方で、負傷や疾病などで働けない場合に、病気休暇制度などにより、会社から給与の一部 ...
第三者行為災害の示談と労災給付の関係

外回りの営業社員が、会社の営業車両で得意先に向かう途中、後続車に追突され負傷した場合には、加害者である後続車の運転手に対して損害賠償請求できるとともに、業務上の災害として労災の給付の対象となります。
この場合に、交通事故の加害 ...
職場内での同僚などからのいじめ・嫌がらせと労災について

職場内において同僚などからのいじめや嫌がらせにより、うつ病などを発症した場合に、労災として認められるのでしょうか。
パワーハラスメントの定義では「優越的な地位」つまり、例えば上司から部下に対する言動を対象としたものが想定さ ...
職場のパワハラと労災について

職場の上司の「パワハラ」により、うつ病を発症した場合やうつ病を発症したのちに自殺した場合に、労災として認められるのでしょうか。
2020年5月末、厚労省は「精神障害に関する労災認定の基準」を改定し、新たに「パワハラ」の項目 ...
労災認定に関する保有個人情報の開示請求について

行政機関が保有する個人情報については、個人情報保護法により、行政機関に対して、保有個人情報の開示請求を行うことができます。
この場合に、行政機関は、法律に基づく非開示情報に該当しない限り、保有している個人情報を開示する必要があ ...
労災と介護補償給付

仕事中のケガや病気に伴う後遺障害により、将来にわたって自宅で介護を要する状態となる場合があります。
このような場合に、労災保険から将来の介護に必要な付添介護人の費用などは受給できるのでしょうか。
まず、業務や通 ...
労災と通院費について

仕事中にケガなどをして労災が認められた場合に、医療機関への通院費は支給されるのでしょうか。
まず、労災保険では、医療機関への通院費は、労働者の方の居住地又は勤務地から、原則として、片道2㎞を超える通院であって、以下の1~3 ...
時間外労働によるうつ病の発症と労災について

労働者が長時間の時間外残業が続いて、うつ病を発症した場合に、労災として認められるのでしょうか。
うつ病などの精神障害は、外部からのストレス(仕事によるストレスや私生活でのストレス)とそのストレスへの個人の対応力の強さとの関 ...
労災の相談ができる弁護士を探している方へ

私たちが会社や工場で働いているときに、仕事が原因で、ケガや病気になることがあります。
例えば、
このように、業務に起因するケガ、病気や死亡を「労働災害(労災)」といいます。
労災にあっ ...