交通事故の若年労働者の逸失利益
交通事故の被害者に後遺症が残った場合は、被害者の事故前の基礎収入を元に、症状固定時から67歳までの就労可能期間と後遺障害の等級に応じた労働能力喪失率をかけて、逸失利益を求めることとなります。
この場合に、被害者の基礎収入は ...
小規模個人再生において債権者に再生計画に反対された場合
個人再生には、小規模個人再生と給与所得者等再生があります。(詳しくは「小規模個人再生」と「給与所得者個人再生」をご覧ください)
小規模個人再生の場合は、今後の弁済計画を定めた再生計画案について、債権者の過半数または債権額の ...
交通事故における後遺障害の逸失利益の算定について
交通事故の被害者に後遺障害が残った場合には、後遺障害の等級に応じて、将来の逸失利益を損害賠償として請求できます。
今回は、逸失利益の算定について、基本的なことを説明したいと思います。
逸失利益の計算方法➀基礎収 ...
自己破産と自動車
自己破産をする場合に、所有している自動車はどのように取り扱われるのでしょうか。
破産をする場合には、所有している財産は全て明らかにしたうえで、基本的には、換価可能なものは処分して弁済に充てることが求められます。
定期金による損害賠償~交通事故~
交通事故で、被害に遭った場合に支払われる損害賠償は、全額一時払いが原則とされています。
そのため、交通事故による後遺障害に伴う逸失利益については、将来における得べかりし収入額を、中間利息控除をして現在価値に引き直した金額に ...
行方不明の建物賃借人(借家人)への対応について(建物の明け渡し)
マンションなどの建物の賃借人が、家賃を滞納したまま行方不明になった場合に、どのように対応するのが良いのでしょうか。
前回、行方不明の賃借人との賃貸借契約を解除について説明しました。
今回は、建物内に残っている動産の ...
行方不明の建物賃借人(借家人)への対応について(契約の解除)
マンションなどの建物の賃借人が、家賃を滞納したまま行方不明になった場合に、どのように対応するのが良いのでしょうか。
このような場合、まずは、行方不明の賃借人との賃貸借契約を解除する必要があります。
ただ、解除の意思 ...
加害者の自動車が無保険車であった場合~無保険車の事故について
交通事故の場合に、加害者である相手方の自動車が自賠責保険や任意保険に加入していないケースがあります。
では、このような場合の対応方法についてケースに分けて説明したいと思います。
1 加害者が自賠責保険に加入しているが ...離婚調停とDNA鑑定
離婚調停において、夫側から、婚姻期間中に生まれた子どもは自分の子どもではない可能性があるので、DNA鑑定をして欲しいという申し出がある場合があります。
この場合、夫側は、妻の不貞などを疑い、自分の子どもではないのであれば、 ...
相続税について
親族が亡くなり、その財産を相続した場合には、相続額が一定額を超えると相続税を支払う必要が生じます。
この点、相続に関しては、法定相続人の数に応じて、基礎控除額が定められており、この基礎控除額を超えなければ、相続税の申告は不 ...