債権回収のための財産開示手続について
貸金返還請求や売買代金請求などの民事裁判により、「○○万円支払え」という判決が出たとしても、債務者(被告)の保有している財産が不明であったり、資産の一部を特定できても回収できる金額が僅少である場合には、多大な労力をかけて裁判をしても ...
過去の養育費の請求について
離婚した際に、養育費の取り決めをしていなかった場合に、過去に遡って養育費を請求することはできるでしょうか。
この場合に、相手方に対し、過去の養育費の支払を求めること自体は問題ありません。
相手方が支払うことを了承す ...
親族間の扶養義務について
親族間では、扶養義務は、どの範囲の者がどの程度負うことになるのでしょうか。
民法上扶養義務を負うのは、➀配偶者(民法752条)、➁直系血族及び兄弟姉妹(民法877条1項)、➂特別な事情がある場合、家庭裁判所の審判によって扶 ...
新型コロナウィルスの後遺症による解雇について
新型コロナウイルス感染が急拡大する中、症状が回復したように見えても、その後、息苦しさや体の痛み、脱毛、抑うつ症状など後遺症の問題は深刻なものであることがわかっています。
新型コロナウイルスは、多様な症状が続くのが特徴で、体 ...
時間外労働によるうつ病の発症と労災について
労働者が長時間の時間外残業が続いて、うつ病を発症した場合に、労災として認められるのでしょうか。
うつ病などの精神障害は、外部からのストレス(仕事によるストレスや私生活でのストレス)とそのストレスへの個人の対応力の強さとの関 ...
<解決事例>タイムカードなどのない未払残業代の請求の事例
ある会社の営業職の方が、月100時間近い残業をしていましたが、会社からは全く残業代が支払われていませんでした。
その会社にはタイムカードなどがなく、会社での勤怠管理は行っていませんでした。
ただ、相談者に確認したと ...
新型コロナウィルスの感染と解雇について
新型コロナウィルスのまん延により、緊急事態宣言が発令され、飲食店の時短や営業自粛など、生活全般や経済にも大きな影響を出しました。
また、全国的に何千人という方が、新規に感染し、感染のリスクが高まったこともありました。 ...
新型コロナウィルスを理由とする解雇について(パート・アルバイトのケース)
新型コロナウイルスの影響が拡大したことによって、多くの企業の経営が悪化し、パートやアルバイトを解雇する事例が多発しました。
今回は、パートやアルバイトとして勤務していた方が、新型コロナウィルスによる会社の経営状況が悪化により、 ...
新型コロナウィルスを理由とする解雇について(正社員のケース)
新型コロナウィルスのまん延により、緊急事態宣言が発令され、飲食店の時短や営業自粛など、生活全般や経済にも大きな影響が出ています。
コロナウィルスによる経営状況の悪化を理由に整理解雇こうした中で、勤務先に正社員として勤務して ...
遺留分侵害請求権の期間の制限について
今回は、民法1048条の遺留分侵害請求権の期間の制限について説明したいと思います。、
民法の改正によって、2019年7月から遺留分の制度にも変更がありましたが、この期間制限については大きな変更はありませんでした。