自営業者の休業損害
交通事故に遭った場合、自営業者の休業損害はどのように算定されるのでしょうか。
今回はこの問題について考えてみたいと思います。
まず、原則として、自営業者の休業損害は、現実の収入減 ...
交通事故の代車費用
交通事故に遭い、車両が損傷を受けた場合、当然のことですが、車両の修理費は賠償の範囲に含まれます。
では、修理期間又は買換期間中、レンタカーの使用等により代車を使用した場合、代車使用料は損害として認められるでしょうか。
交通事故による将来の有給休暇の喪失
交通事故の治療により会社の欠勤が長引いた場合、翌年度の有給休暇が減らされることがあります。
具体的にいいますと、労働基準法39条1項は全労働日の8割の出勤率を維持した労働者に対して有給休暇を与えることを義務としています。
交通事故の「異時事故」の損害賠償責任について
異時事故とは,別の日時に発生した事故のことをいいます。
例えば,Aが,5月1日に車を運転していて,脇道から飛び出してきたB車に衝突されました。(第1事故)。
その1カ月後,Aが車で信号待ちをしていたところ,C車 ...
接触していない交通事故について
交通事故で,相手と直接はぶつかっていないけれど,転んでけがをしたなどの場合,被害者は,相手側に損害賠償請求ができるのでしょうか。
例えば、①狭い道路で車を運転中,対向車が来たので咄嗟に左にハンドルを切ったら,左側道を歩いて ...
症状固定後の治療費・将来治療費について
交通事故により傷害を受けた被害者は,まずは,その傷害の療養のために,それが治癒するか,又は症状が固定し後遺障害が確定するまでの間,治療費その他の費用を負担することとなります。
そして,症 ...
交通事故における家族の損害について
交通事故に遭った場合,被害者本人だけでなく,家族にも様々な影響を受けたり,損害を被ることがあります。
例えば、親族が交通事故で死亡した場合ひとつ取っても、
慰謝料入院に家族が付き添った場合の付添看護費 ...
交通事故における家事従事者の損害賠償
交通事故における家事従事者の損害賠償について説明したいと思います。
家事従事者とは?家事従事者とは、男女の別、年齢を問うことなく、現に他人のために家事に従事する者をいいます。
したがって、男性であっても構いません。 ...
交通事故による損害賠償請求権の時効
一般的な交通事故の場合、損害賠償請求権の時効は3年です。
したがって、交通事故の発生後、何もせずに放置したまま、3年経つと時効により加害者に対する損害賠償請求(「損害賠償」のページをご覧ください。)はできなくなります。
交通事故による後遺障害等級の認定手続きについて~事前認定と被害者請求~
交通事故により受傷し、継続的な治療を必要とする場合、医療費については、相手方の任意保険会社が自賠責分も立て替えて支払うケースがほとんどです。
そして、一定期間治療をしたけれども、後遺症が残ってしまった場合、相手方の任意保険会社 ...