ひき逃げ、無保険車、盗難車などの事故
ひき逃げされたり、無保険車や盗難車による交通事故の場合は、被害者に対する賠償はどうなるのでしょうか? 泣き寝入りになるのでしょうか?
今回はこの問題について考えてみたいと思います。
政府の自動車損害賠償保障事業 ...
交通事故紛争処理センター
皆さんは、公益財団法人の「交通事故紛争処理センター」というのをご存じでしょうか?
紛争処理センターは、いわゆるADR機関として、自動車事故をめぐる損害賠償に関する無償の法律相談、和解あっ旋及び審査業務などを行う団体です。
示談成立後の後遺障害の請求について
交通事故の被害者になった場合に、損保会社との示談の成立後に、示談したときには予想できなかったような後遺症が残ってしまうというケースがあります。
今回は、このようなケースについて示談が成立していても損害賠償請求ができ ...
交通事故の治療と健康保険
皆さんの中には、交通事故の場合には、健康保険は使えないということを聞いたことがある方もいると思います。
しかし、これは本当でしょうか? 今回は、このことについて考えてみたいと思います。
結論的に言えば、交通 ...
交通事故の代車期間について
交通事故に遭って、自動車の修理や全損で買い換えが必要となった場合、一定期間、レンタカーなどの代車費用が認められます。
ただ、この代車期間について保険会社との間で争いになることが多くあります。
まず、代車につ ...
交通事故に伴う車両の評価損
今回は、交通事故で自動車が壊れた場合の損害賠償について考えてみたいと思います。
交通事故で自動車が壊れた場合の損害賠償額は、原則は修理費相当金額です。
そして、修理費が事故に遭った自動車の時価額 ...
交通事故に遭ったときの初期対応~交通事故証明書
今日は、交通事故の被害に遭った場合の初期対応について考えたいと思います。
交通事故の被害にあってケガを負い、損害賠償などする場合には、被害者側において、事故が発生したこと、人身被害を受けたことを立証することが必要となります ...
定年後の再雇用の賃下げについて②
先日、東京高裁で、定年退職後に再雇用され、まったく同じ仕事を続けた場合に、定年前の賃金が維持されるべきか、賃下げが許されるかが争われた判決がありました。
このブログでも紹介したように、1審は、「特 ...
14歳未満の少年の犯罪について
刑法では、14歳未満の者の行為については、罰しないと規定されています。
これは、14歳未満の者は、成長過程にあり十分な責任能力がないためです。
他方で、少年法では、14歳未満の者につい ...