司法試験短答式の結果発表

先日、今年の司法試験の短答式(マークシート)の結果発表がありました。

 

今年の司法試験は5月16日(水)、17日(木)、19日(土)、20日(日)の4日間行われました。

1日目は、選択科目と公法系(憲法、行政法)、の論文、2日目は、民事系(民法、商法、民訴)の論文、3日目は、刑事系(刑法、刑訴)の論文、4日目は、公法系、民事系、刑事系の7科目の短答式でした。

 

今年の出願者は11,265名で初めて前年を下回り、受験者は8,387名でした。

短答式の合格者は、5,339名で約6割の人が合格しました。

 

この短答に合格した5,339名について論文の採点を行い、9月11日に最終合格発表が行われる予定です。

最終合格者の数は現時点ではわかりませんが、おそらく例年並みの2000人程度かそれを下回るぐらいの数だと思います。

 

私の通っていた関学のローでは、受験した186名のうち、113名が短答式に合格し、合格率は全国平均とほぼ同じ6割程度でした。

昨年が合格率が5割と予想外に低くかったこともあり、今年も心配していましたが、一応全国平均波ということでほっとしました。

 

今、ロースクールや弁護士を取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。

いずれにしても、ロースクールの多くの学生は、自分の人生をかけて寝食を忘れて一生懸命勉強しており、またそれを目の当たりにしていますので、特に、関学ローの卒業生が一人でも多く最終合格すればいいなあと心の底から祈っています。

 

皆さんも応援してやってください!!