森沢明夫の「あなたへ」
先日、森沢明夫の「あなたへ」という小説を読みました。
この作家の本は今回初めて読みました。
小説の内容は、刑務所の作業技官としてまじめ一筋で働いていた男の妻が亡くなり、孤独になったところから話が始まります。
男の元に、ある日、亡き妻から一通の手紙が届き、そこには遺骨を故郷の海に撒いて欲しいということがかかれていました。
また、故郷の郵便局に局留めで、亡き妻からのもう一通の手紙があることを知りました。
手紙の受取期限は、12日間で、妻の気持ちを知るため、男が自家製キャンピングカーで旅に出るという話です。
その旅先でのいろいろな人々との出会いや夫婦の愛を描いた小説ですが、ストーリーはシンプルですが、非常に読みやすいですし、なかなか感動的です。
なお、この小説は、今年の夏に高倉健の主演で映画化されます。
高倉健が久しぶりに映画に出るということでも注目されているようです。
皆さんも一度、読まれてはいかがですか?
また、映画もおもしろそうですね。