事務所の絵

2012年4月15日

当事務所の相談室には、絵がかけてあります。

 

この絵には、私に関連する逸話があります。

 

この絵は、作者は不明ですが、私の両親が昭和30年代後半に私の実家を建てた際に画廊で購入したもので、戦後の湊川神社前から大開通を新開地方面に向かって描いた絵です。

 

その後、私の実家の応接室に飾ってあり、私も小さいころからずっと見てきた絵です。

 

この絵の右側の壁は湊川神社で、奥の建物は新開地の「聚楽館(しゅうらくかん)」で手前に市電が描かれています。

 

一方、左側の建物が昔の「亀井堂」だそうですが、この場所には、現在では当事務所の入居している「神戸駅前ツインビル」(旧住友生命ビル)が建っています。

 

ということで、私は、小さいころから見てきた絵の中に描かれている場所の建物に入居しているのです。ただ、そのことは、私はこのビルに入居するまで全く気がつきませんでした。

 

本当に運命的なものを感じます!! 何かに導かれて、このビルに事務所を立ち上げたような気がしますね。

 

この絵は、これからもずっとこの事務所に飾っておこうと思います。

皆さん、当事務所に来た際には、応接室の絵をぜひご覧ください。