重松清「あすなろ三三七拍子」
作家の重松清の「あすなろ三三七拍子」(上)(下)を読みました。
この作家は、「流星ワゴン」、「定年ゴジラ」、「十字架」などで有名な作家で、私も多くの作品を読んでいる作家です。
少年問題や家族問題など、現代における家庭をテーマにした数多く描いている一方で、中年や高齢の男性の姿をコミカルに描いた作品もある作家です。
この作品は、中年のオヤジが社長の命令で、廃部寸前の大学の応援団に団長として入部し、団を立て直すというストーリーです。
オヤジと学生の交流や同世代の団のOBとの交流など、コミカルな中にいろいろと考えさせられることの多い小説です。
確か、昨年、柳葉敏郎の主演でドラマ化されましたね。
読みやすくておもしろいので皆さんにお勧めします。
興味のある方は読まれてはいかがでしょうか。