児童ポルノ禁止法改正案の国会提出について
先日、自民、公明、日本維新の会の3党が、児童ポルノ禁止法改正案を衆院に共同提出し、今国会での成立を目指すとの報道がありました。
現行法は、第三者への販売や提供を目的とする場合に違法となりますが、改正案では「単純所持」にも対象を広げています。
つまり、今回の改正案は、現行法で規制されていない児童ポルノの単純所持を禁止しています。
そして、「自己の性的好奇心を満たす目的」での所持に1年以下の懲役または100万円以下の罰金を科す規定も、新たに設けらています。
この改正案に対しては、「児童ポルノの定義があいまいだ」と指摘されるとともに、単純所持禁止の要件に加わった「みだりに」「性的好奇心を満たす目的で」といった基準も、「漠然としている」との批判が寄せられています。
私は、日本は、世界でも児童ポルノの規制が緩すぎると言われており、それが性犯罪を招いている面も否定できませんので、ある程度の規制強化はやむをえないのかなと思っています。
皆さんはどのように考えられますか?