久間十義「生存確率」

作家の久間十義の「生存確率~バイタルサインあり」を読みました。

この作家は、「ダブルフェイス」などの警察小説や医療小説などで有名な作家です。

私は「ダブルフェイス」を読んだような気もしますが、これが初めて読んだ本かもしれません。

 

この作品は、若い頃に、医療事故の責任を取らされて大学を追われた女性医師が、米国で最先端の医療技術を身につけて帰国するというストーリーです。

その女性医師や幼い一人息子を巡り、様々な出来事が起こる作品で、サスペンス的な要素もあります。

 

古本屋で見ておもしろそうだと思って買ったのですが、結構、読みやすくておもしろかったですね。

ただ、本のカバーには、「女医の波乱の運命を描く感動の傑作医療小説」という紹介がありましたが、感動というのは・・・。

 

興味のある方は読まれてはいかがでしょうか。