笹本稜平「時の渚」

笹本稜平の「時の渚」を読みました。

この作家の本は,初めて読みましたが,この作品で,2001年にサントリーミステリー大賞と読者賞のダブル受賞をしたようです。

 

この作品のストーリーは,元刑事の私立探偵が,老人から35年前に生き別れになった息子を探し出すように依頼を受けたところから始まります。

 

この息子の消息を探す中で,刑事時代に関係した事件との関連が明らかになり,血の絆を巡る様々なドラマが繰り広げいきます。

 

最後は,「家族の絆」ということを考えさせられる本ですね。

 

そこそこ面白いと思いますので,興味のある方は読まれてはいかがでしょうか。