県庁の歓送迎会

2012年4月4日

本日は、県庁の歓送迎会に出席しました。

 

歓送迎会というのは、ご存じの方も多いかと思いますが、4月の人事異動で別の職場に転出する方と新たに転入する方を招いて、人事異動しなかった方も含めて互いに交流する場です。県庁では、多くの場合、課の単位で歓送迎会を行います。

 

私は、県庁には、約26年間在籍して、国も含めると8つの職場を経験したので、その倍近い歓送迎会に出席したと思います。ただ、今年の4月で県庁を退職しましたので、今回が最後の「歓送迎会」かもしれません。

 

退職前には、文書課という課にいたのですが、この課には司法修習が終わった2008年1月から4年3ヶ月在籍しました。仕事は主には、県に関連する法的紛争の予防や解決を図るための法律相談で、これを毎年約500件近く処理していました。

 

県の関連する法的紛争というのは、行政法の分野だけでなく、損害賠償などの一般民事、労働関係、会社関係、破産関係、知的財産など、非常に幅が広く、多岐にわたるものでした。その中で、法的な知識だけでなく、行政としてどのように紛争を解決するのが正しいのかというコンプライアンスの視点に立って、職員の方と一緒に悩みながら、一つ一つ処理してきました。

 

今となれば、懐かしいことも一杯ですし、県庁の職員の方には本当にお世話になりました!!

 

機会があれば、県の職員の方と一緒に仕事ができればと思っています。また、県の職員や家族の方で、不意の事件・事故に巻き込まれて困っている場合には、弁護士として、できる限りの対応をしたいと思っています。

 

でも、歓送迎会というのは、いよいよ県から離れるようで、少し寂しいですね。