遺言の掟8か条~第五条!!

遺言を書く場合に、注意すべき点が何点かあります。
これから、「遺言の掟8か条」として遺言を書く際の注意点やアドバイスをしてきたいたいと思います。
 
今回は、「第五条」です。
第五条 「夫婦相互遺言にすべし!」
 
奥方の多くは自分が長生きするものとして、夫にだけ遺言を書かせ、預貯金だけは自分の名義にしています。
 
もし奥方が先に死亡すると、預貯金の払出しが困ります。
また、子供のいない夫婦であれば、最終的に夫婦の両方が死亡した場合には財産はどうするのか決めておく必要があります。
 
「私が先に死亡したらあなたに全て相続させます」「あなたが先に死亡していた場合は姪の○○真央に全て遺贈します」などの夫婦相互遺言を作成すべきです。
 
ただし、夫婦二人の共同遺言(一つの用紙に二人分を書く)は禁止です。
無効な遺言となってしまいます。

この記事を書いた人:津田和之弁護士

photo神戸山手法律事務所で弁護士に従事する傍ら、関西学院大学 大学院司法研究科教授も務める。また、役職として、加古川市コンプライアンス法務アドバイザー (2013年4月~)、西宮市法務アドバイザー (2015年4月~)、兵庫県児童虐待対応専門アドバイザー (2012年6月~)、加古川市審理員 (2016年4月~)、稲美町審理員(2018年5月~)、三田市オンブズパーソン (2020年4月~)