労働事件の解決メニュー

労働事件を解決するための流れを説明します。

1. 法律相談

弁護士が直接面談し、争いの経緯を聴き取りをします。
そこで法的な問題点を整理し、事件としての解決見通しを伝えます。
最後に、今後の事件の進め方を提案します。労働事件は、内容が複雑であることが多く、複数回の相談を要することもあります。

相談の際には、就業規則、給与明細等の資料を持参いただくことになります。まずは、法律相談の予約のために、お電話をください。

諦める前に、一度でも弁護士の意見を聞くことをお勧めします。

2. 受任面談
事件の進め方を決定した後に、委任契約を締結します。弁護士費用については、原則的には、当事務所の報酬規程に従って決定することになりますが、事件の複雑さ等に応じて、金額を変更することもありますので、弁護士と直接お話し合いください。
3. 仮処分
緊急性の高い事件については、受任後、直ちに裁判所に対し、仮処分を申立てます。例えば、会社から解雇されて、明日からの生活ができないという場合に、普通に裁判を起こしたのでは、長時間を掛けて勝訴したとしても、その間の生活ができなくなってしまいます。
そこで、勝訴判決が見込まれる場合には、裁判を起す前に、会社に対し、事件が解決するまでの間、1年間を目処に、毎月の賃金を支払えという内容の手続を裁判所に申立てます。
このような処分を仮処分といい、賃金の支払のほかにも、退職勧奨の中止を求める仮処分を申立てることもあります。
4. 交渉の開始

特に仮処分などが必要となるような事情がない場合、受任後は、まずは、内容証明を発送し、弁護士が会社の担当者と交渉を行います。

交渉によって示談が成立すれば、最も迅速な解決になります。

5. 民事訴訟

交渉がまとまらない場合には、会社に対し、民事訴訟を提起することになります。

民事訴訟においては、お互いの言い分を出し合う争点整理手続という段階を経て、証人や当事者本人の尋問手続きを行った上で、判決の言い渡しとなります。

民事訴訟となった場合は、判決の言い渡しまで、おおよそ1年程度の期間が必要となります。
判決の内容に不服があれば、控訴をすることができ、控訴後は、高等裁判所において、再度審理を行うことになります。
判決の言い渡しまで行かなくとも、裁判所を通じて、和解を行い、話し合いによって解決することもあります。

6. 労働審判

民事訴訟には、どんなに複雑な事件であっても、裁判所に判決によって、最終的な解決を図ることができるというメリットがある反面、裁判自体は長期化する傾向にあります。

逆に、交渉による解決は、迅速に解決できるというメリットがある反面、お互いの言い分に開きがある場合には、交渉によって解決できる可能性は低くなってしまいます。

そこで、交渉と民事訴訟の中間的な制度として、労働審判という制度があります。
労働審判は、裁判所の手続ですが、それほど内容が複雑でない事件や言い分の開きが大きくない事件について、裁判官と専門家2名が仲介をして、調停という話し合いによる解決を図ろうとする手続です。

原則3回以内の期日で迅速に処理されるため、解決までは概ね3、4ヶ月程度が目処となります。
もっとも合意による調停が成立しない場合には、裁判所から審判という形で裁判所の判断が下されますが、審判の内容に不服があれば、その後は、通常の民事訴訟に移行することとなります。

その場合には、結局は、民事訴訟を経なければ、最終的な解決を得ることができなくなり、解決までにさらに時間を要することになります。

当事務所では、弁護士があなたの立場に立って、ベストな解決方法を見つけ出して、あなたと一緒に問題解決に取り組みます。
労働問題や職場のトラブルでお悩みの方は、当事務所の弁護士にお気軽にご相談ください。