比叡山の延暦寺

先日、日曜日に、県庁時代の友人と比叡山の山登りと延暦寺へのお参りに行きました。

 

JR比叡山坂本駅で降りて、日吉神社の横を通って比叡山の参道を登り、約2時間弱で延暦寺に着きました。

 

道は基本的に整備されていて、山道よりも登りやすかったですね。

 

延暦寺では、根本中堂にお参りして、身体健康と開運招福をお祈りしました。

根本中堂の「本尊」や1200年間絶えることにない言われている「不滅の法灯」を間近で見ると、厳かさと同時に、時の流れの大きさをいろいろと思い悩む人間の小ささを痛感しました。

 

本当に人の世は無常であること、思い悩んでも仕方がないという気持ちになりました。

 

なぜか、同時に、NHKの大河ドラマでは「平清盛」が放映されていますが、次のような「平家物語」の冒頭部分を思い出しました。

 

「祗園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり。

娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらは(わ)す。

おごれる人も久しからず、 唯春の夜の夢のごとし。

たけき者も遂にはほろびぬ、 偏に風の前の塵に同じ。」

 

私は、この冒頭部分が昔から大好きです。

 

 

皆さんも、一度、延暦寺に登ってお参りされてはどうでしょうか?