山田悠介「その時までさようなら」

作家の山田悠介の「その時までさようなら」を読みました。

この作家は、「リアル鬼ごっこ」とか、最近では「キリン」などで有名な若手の作家ですね。

 

この作品は、仕事一筋で家庭を全く顧みなかった夫が、妻と子どもが列車事故で、奇跡的に助かった息子との生活を通じて、家族の大切さや妻との愛情を再確認するというストーリーです。

 

ただ、こう書けば単純なストーリーですが、そこにミステリー的な要素が加わり感動的な話となっています。

あまり言うと、種明かしになるので・・・。

 

読みやすいですし、おもしろいので、お薦めします。