重松清「とんび」

作家の重松清の「とんび」を読みました。

この作品は、ここ数年の間に、NHKと民放でそれぞれドラマ化された小説です。

ドラマを見たことがあり、ストーリーを知っているので、読もうかどうか迷っていた作品でした。

 

読んでみて、もっと早く読めば良かったと思うくらいの小説ですね。

ストーリーは不器用な父親の愛情とそれによってまっすぐに育つ子どもの姿を描いたものですが、本当に感動的です。

 

特に母親が亡くなった事故に関しての「嘘」を巡る話は涙が出そうになりました!

 

読みやすくておもしろくて、感動的で、本当に素晴らしい作品です。

 

皆さんにお薦めしますので、一度、ぜひ読んでください。