大阪地検特捜部長

私が司法修習生時代に、私のクラスの検察教官が大阪地検の特別捜査部長に就任しました。

 

司法研修所では、刑事裁判、民事裁判、検察、刑事弁護、民事弁護の5科目を主に修習し、裁判科目は裁判官、検察は検察官、弁護は弁護士がそれぞれ教官になります。

修習生はだいだい1クラス70名程度で、それぞれのクラスに5名の教官が付く形です。

 

5名の教官は、いずれも優秀な方が選ばれており、特に、裁判官と検察官の教官は、出世コースで、超エリートが選抜されているようです。

 

この検察教官は、優秀なだけでなく、非常に面倒見の良い人気のある教官で、この人を慕って弁護士志望から検事志望に変わった修習生もいました。

 

これまでにも大阪地検特捜部や東京地検特捜部で大物政治家などの事件を担当していたようです。

 

大阪地検特捜部は、村木事件での証拠偽造以来、いろいろと問題があると言われているところですが、きっと教官なら立て直しをしてくれるのではないかと期待しています。

 

栄転おめでとうございます。がんばってください。