8月2017

破産に伴う身分上の不利益について

破産について相談を受ける場合に、破産すると何か不利益や権利の制限を受けますかという質問を良く受けます。

今回はこの問題について考えてみたいと思います。

 

1 まず、破産宣告を受け、破産管財人が選任された場合には、破産者は、説明義務を負担し、居住制限、通信の秘密制限を受けますが、それらは管財業務に協力させるためのもので、ペナルティではありません。

 

また、破産法は、破産宣告によっては、破産者に懲罰的効果を及ぼさないという考え方で作られており、例えば、破産宣告により選挙権を失うようなことはありません。

 

ただ、各種の法令により、それぞれの個別の政策的な目的から、破産者に関する資格制限を設けられている場合があります。

 

2 破産者は、成年後見人、後見監督人、保佐人、保佐監督人、補助人、補助監督人、遺言執行者になることができません。

 

これらの職は、他人の財産の管理に関わる職務を遂行する機関である以上、経済的破綻者に対して委ねることは不適当と考えられるためです。

 

同じ理由で、破産者は、各種法人の理事、合名会社、合資会社の無限責任社員、株式会社、有限会社の取締役、監査役になることができません。

破産宣告時にそれらの地位にある場合には、退任しなければなりません。

 

3 破産者に対して、公法上制限されている資格としては、弁護士、弁理士、公認会計士、公証人等があります。

これらは、他人の財産の管理に深く関わる職務についての資格ですから、やはり経済的に破綻した者に認めることは不適当であると考えられるためです。

 

これに対して、医師、歯科医師、看護婦など公法上格別の制限規定が設けられていない資格は、仮に破産宣告を受けたとしても、失われることがありません。

 

もっとも、保険会社の外務員等欠格事由が特別に定められている場合もありますから、資格制限が心配な方は、事前に自己の職務に関する業法のチェックを弁護士に依頼しておくべきでしょう。

 

 

4 破産宣告に伴う私法上、公法上の資格制限は、復権によって消滅します。 復権事由は、免責決定の確定、破産宣告後10年の経過、又は、復権の裁判等です。

 

借金問題や債務整理、自己破産などでお悩みの方はどうぞお気軽に当事務所までご相談ください。

 

山崎豊子「二つの祖国(一)~(四)」

先日、作家の山崎豊子の「二つの祖国(一)~(四)」を読みました。

 

この作家は、皆さんよくご存じの作家で、代表作としては、大学病院の権力闘争を描いた「白い巨塔」、日航の墜落事故などを描いた「沈まぬ太陽」、その他にも「華麗なる一族」、「不毛地帯」などが挙げられます。

また、いずれも映画やドラマ化もされています。

 

この作家の作品は、フィクションでありながら、ノンフィクションと思わせるような骨太さと緻密があるのが特徴ですね。

恐らく相当の取材に基づいて書かれているのでしょうね。

 

この作品は、第二次世界大戦前後のアメリカの日系人の立場や心情を描きながら、戦争や原爆などを問いかける小説です。

 

非常に考えさせられる点も多く、読みごたえのある素晴らしい小説だと思います。

全4巻という大作で、通勤の電車の中などで読むには適していないかもしれませんが、じっくり時間をかけて読むにはいい本だと思います。

 

皆さんにお勧めしますので、興味のある方は読まれてはいかがでしょうか。

芦屋の六麓荘!?

先日、仕事で芦屋市の六麓荘町に行きました。

別の弁護士と共同で受任している交通事故の現場を見に行ったのですが・・・。

   

豪邸、お屋敷というのは、こういう家をいうのかなと思うような家ばかりで、圧倒されました。

昔、東京のセント・ルイスという漫才師が『田園調布に家が建つ』と言っていたのを思い出しました。

 

『六麓荘』家が建つ・・・無理ですね。

トイレに行こうと思ってコンビニを探したのですが、全くないですね。

 

 

 

 

 

お盆休み

当事務所は、8月11日~8月15日までの間は、お盆休みです。

 

ただ、お盆など休みでないと打合せなどができない依頼者がいらっしゃいますので、弁護士はほぼ毎日事務所で業務を行っています・・・。

 

六甲登山

先日の日曜日に、住吉台~五助ダム~西おたふく山~六甲山頂~有馬温泉まで歩きました。

住吉台を9時45分ぐらいに出発し、有馬温泉には12時45分頃だったので、約3時間の行程でした。

 

五助ダム~西おたふく山へのコースは、7~8年ほど前に一度登ったことがあるという程度で、ほとんど初めてに近いコースでした。

途中、笹で道が全く見えないコースが4~5百mほど続きました。

とても登山道には見えないですね。

 

六甲山頂では、最近、お気に入りの淡路屋の「六甲縦走弁当」を食べました。

   

 

有馬温泉でゆっくりと温泉に入ったあと、ビールを飲んで帰りました。

天気も良く運動して気持ち良かったですね。