1月2014

婚約不履行と損害賠償について

婚約とは、将来結婚しようという当事者間の契約のことをいいます。

婚約した場合には、誠意をもって交際し、夫婦共同体を成立させるよう努める義務を負い、一方から婚約を解消する場合には、正当な理由がない限り損害賠償責任を負うことがあります。

 

しかし、交際中の男女の付き合いにおいては、いつをもって婚約したと判断すべきなのか、必ずしも明確ではありません。

今日はこの問題について一緒に考えてみたいと思います。

 

婚約は、当事者の意思の合致により成立します。判例は誠心誠意、将来夫婦になることを約束すれば婚約が成立するとしており、結納等の一定の形式は必ずしも婚約成立には必要ではありません。

 

他方で、具体的には、口頭での婚姻の約束があっても、その他の周辺事情も勘案して、誠心誠意をもって婚約が成立したものとは認められないとする裁判例も多く存在します。

身分関係を決定する重要な法律行為である以上、「男女の睦言」という程度では足りず、誠心誠意の確実な約束であることが要求されているものと考えられます。

 

また、婚約の成立を認めた裁判例も、単に当事者間の口頭の合意内容のみから判断するのではなく、当事者間の交際状況、会話の内容、結納や婚約指輪の授受、結婚に向けた具体的な準備や予定、親族への紹介・認容、友人等への公表等の諸般の事情をも踏まえて、誠心誠意の確実な約束であったかどうかを認定しているようです。

 

学説では、儀式その他慣行上婚約の成立と認められるような外形的な事実が全然ない場合に、婚約の成立を認定するのは相当慎重でなければならないとの指摘もあります。

 

婚約不履行など法的なトラブルでお悩みの方は、どうぞ当事務所までお気軽にご相談ください。

 

 

近藤史恵「エデン」

作家の近藤史恵の「エデン」を読みました。

この作家の作品を読むのは、「サクリファィス」に続いて2作目です。

前に読んだ「サクリファイス」は自転車のロードレースを舞台とした小説で、とてもおもしろかったので、本屋で思わず買いました。

 

今回も自転車のロードレース、「ツール・ド・フランス」を舞台にした小説です。

 

私には前作の方がおもしろかったですね。

この作品もそこそこおもしろかいのですが、残念ながら前作ほどのインパクトはなかったですね。

 

コンプライアンス・法務アドバイザーに就任!!

この度、本年1月から県内の市の「コンプライアンス・法務アドバイザー」に就任することとなり、先日、市で辞令をもらいました。

 

近年、自治体を巡る法的なトラブルや不祥事が増加しており、自治体での予防法務の対応やコンプライアンスの向上が求められています。

 

今回は、主には、市役所に赴き、市の行政内部の事業や施策についての法律相談やコンプライアンスに関する相談助言を行うという業務です。

また市役所に行かないときは、事務所で市からの各種相談に応じることになっています。

 

 

市役所の職員と一緒に市の法務やコンプライアンスの向上に貢献していきたいと思います。

 

県での行政経験やロースクールで行政実務における法律問題を教えていることもあり、弁護士活動として「自治体法務」という分野を重点的に取り組んでいきたいと考えています。

 

 

自治体法務や住民訴訟などに関する各種相談については、どうぞお気軽に当事務所までご相談ください。

司法試験の改正法案について

先日、政府が、司法試験の受験回数制限を現在の「5年で3回」から「5年で5回」に緩和する司法試験法改正案を24日召集予定の通常国会に提出する方針を固めたという新聞報道がありました。

改正法案が成立すれば平成27年の司法試験から適用される見通しということです。

 

司法試験では、平成18年に制度が大きく変わったあとは、法科大学院卒業後、5年間で3回という受験制限がありました。

 

他方で、合格率が概ね25%程度という中で、法科大学院修了後すぐに司法試験を受験しない「受け控え」が目立ち始めていました。

実際に、毎年、出願者のうち2割近くが実際には受験しないという現状がありました。

 

これは回数制限が受験生にとって過度の心理的負担になっているという面があったと思います。

 

今回の改正案は、5年間という年数は変えずに、受験回数は5回まで認めるというもので、私はこの案には賛成です。

そもそも何故5年間で3回なのかという明確な理由もありませんし、受験生の心理的な負担を考えれば、妥当な改正だと思います。

 

 

また、改正法案には、短答式試験を現行の7科目から3科目(憲法、民法、刑法)に減らすことも盛り込まれるようです。

 

こちらの改正は、賛成反対いろいろ意見はあると思いますが、いずれにしても、受験生にとっては非常に重大な変更ですので、あまりコロコロと変えることのないようにすべきだと思います。

 

いずれにしても、努力をした学生が報われるような制度になればと思います!

堂場瞬一「断絶」

作家の堂場瞬一の「断絶」を読みました。

この作家は、いわゆる警察小説で人気のある作家ですね。

確か私はこの作家の本を読むのは、この作品で2作品目だと思います。

 

この作品も刑事の犯罪捜査を描いた作品ですが、その背景や裏に隠れた秘密などが織り込まれており、なかなか読みごたえのある本です。

結構、おもしろかったですね。

 

冬の山登り!

日曜日に六甲山系に山歩きに行きました。

気温が低くて寒かったのと、前日からの雪が登山道に残っていました。

 

コースは、まず、10時前に新神戸駅を出て、布引の滝~市ヶ原まで行きました。

  

市ヶ原は、一面雪でした。

 

当初は市ヶ原から天狗道を通って摩耶山に登ろうかとも考えていたのですが、

雪で足場も悪そうなので、市ヶ原~大竜寺~鍋蓋山に行くコースに変更しました。

   

 

鍋蓋山からは二本松林道を抜けて元町に下りました。

元町には13時頃に着きました。

 

気温は低く寒かったですが、歩いていると空気が張っているような感じで気持ちよかったです。

やはり山歩きはいいですね!!

 

 

 

 

池井戸潤「不祥事」

作家の池井戸潤の「不祥事」を読みました。

この作家は、「下町ロケット」や「空飛ぶタイヤ」などで有名ですが、最近では、堺雅人主演の日曜日のドラマ「半沢直樹」の原作で有名な作家ですね。

 

この作品も銀行を舞台にした小説で、銀行内部の不祥事を女性銀行員が暴くという短編集です。

 

僕はどちらかというと、この作家の「下町ロケット」、「空飛ぶタイヤ」、「鉄の骨」などの社会的な骨太の小説が好きなのですが・・・。

 

ただ、この小説は、ドラマの半沢直樹のように、読みやすくて痛快でおもしろいですね。

皆さんにお勧めします。

三浦しをん「風が強く吹いている」

作家の三浦しをんの「風が強く吹いている」を読みました。

この作家は、最近映画にもなった「舟を編む」などで有名な作家です。

 

この作品は、大学の陸上部が「箱根駅団」に挑戦するというストーリーです。

ただ、2人ほどを除いては、陸上の全くの素人が、予選会から勝ち上がって箱根駅伝に挑戦するという、あまりあり得ないような内容です。

 

しかし、無理な設定であるのもかかわらず、小説自体はすごくおもしろくて、良い作品だと思います。

 

読み終わった後、元気になれるような小説です。

皆さんにお勧めします!

越乃寒梅!!

先日、事件の依頼者からお礼に幻の名酒「越乃寒梅」をもらいました。

この依頼者は、昔私がお世話になった方ですが、この方のお母様がディサービスセンターからの帰りに送迎用の車を降りて自宅に戻る途中に転倒し、左腕を骨折をしました。

 

その結果、後遺症で、左腕が肩より上に上がらなくなり、着替えや入浴など身の回りのことに介助が必要となり、要介護認定も1から3にあがりました。

 

しかし、施設側は対応が不誠実な上に、介護費用など十数万円を負担するというだけの提示だったため、当事務所に相談に来られました。

 

そこで、私が依頼を受けて、後遺障害の慰謝料や将来にわたっての家族の介護の負担なども含めて粘り強く交渉し、最終的には、昨年の12月に500万円近くの賠償金で示談しました。

 

お母様は将来にわたって介護が必要となり、なかなかお金では償うことができないとも思いますが、当初に目標としていた額を勝ち取ることができました。

 

越乃寒梅は、その事件の解決のお礼としていただきました。

依頼者から感謝されるのは、弁護士として本当にうれしい瞬間ですね。

 

ゆっくりと味わって飲みたいですね。美味しいお酒が飲めそうです!!

 

法的なトラブルでお悩みの方はどうぞ当事務所までお気軽にご相談ください。

 

十日戎!!

10日(金)にJR兵庫駅近くの柳原戎神社の十日戎に行ってきました。

 

御参りしたのは、昼前でしたが、10日は本戎でしたので、結構、人が多く賑わっていました。

法律事務所も商売ですので、昨年のお礼と今年の繁盛を祈ってきました。

 

事務所に飾っておくため、福笹を買ってきました。

 

また、おみくじを引いたところ、またまた「大吉」でした!!

商売繁盛! 笹持って来い!! ようお参り!!

 

 

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