8月2013

公正証書遺言のすすめ!

皆さんが、よく利用される遺言の方式として、自筆遺言(自筆証書遺言)と公正証書遺言(遺言公正証書)があります。

 

集計がある訳ではありませんが、公正証書遺言より自筆遺言がより多く作られているのかも知れません。

 

自筆遺言と公正証書遺言、それぞれに長所と短所があります。

 

自筆遺言の長所は、お金がほとんど掛からないということでしょう。

よって、いつでもどこでも気楽に書けます。

 

短所は、紛失や改ざん(勝手に内容を書き換えること)、隠匿(隠すこと)の可能性があることです。

 

そして、検認の手続きが必要であることです。

この検認について、家庭裁判所に持って行けば、「検認済」というゴム印でも押してくれるぐらいに、簡単なことだと考えている人が多いようです。

 

検認の申立書を家庭裁判所に提出するには、遺言者である被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本、各相続人の戸籍謄本が必要です。

他の相続人の戸籍謄本を本人以外が取得することは容易ではありません。

ここで予想していなかった壁にぶつかります。

この壁は、弁護士などに戸籍の取り寄せを依頼することにより乗り越えることが一応できます。

 

しかし、もう一つ大きな壁があります。

家庭裁判所での検認の際、他の相続人が、筆跡が違う、他人が書いたものだ、という主張があれば、その旨が検認調書に記載され、不動産の移転登記がすんなりとはできなくなる可能性があります。

 

自筆遺言には、このようなリスク(危険)があるので、注意が必要です。

 

一方、公正証書遺言の短所は、費用が掛かるということです。

公証役場の手数料は当然として、弁護士などに作成相談をし、証人も頼むのであれば、また別に費用が必要です。

また、公正証書は公証役場でしか作成できないので、いつでも気楽に作成という訳には行きません。

 

反対に長所は、検認の手続が必要ないので、不動産の移転登記や預貯金の払戻しなどの遺言執行がスピーディにできることです。

当然、公正証書遺言は紛失や改ざん、隠匿の可能性がほとんどありません。

何故なら、公証役場で原本は保管するからです。

 

できれば、公正証書の存在を、エンディングノートに記載しておくべきでしょう。

 

こうして考えると、公正証書遺言の方が、多少費用がかかるかもしれませんが、安心で確実です。

 

公正証書遺言など、遺言や相続にお悩みの方は、お気軽に当事務所までご相談ください。

 

涌井学作「岳-ガクー」

涌井学作の「岳-ガクー」を読みました。

この小説は,ビックコミックオリジナルで連載されていたマンガを小説化した作品です。

 

また,この作品は,2011年に小栗旬と長澤まさみ主演で映画化されました。

 

ストーリーは,北アルプスの山岳救助に携わる人々とそれを巡る人間関係を描いた作品で,山の恐ろしさと同時に山の素晴らしさが伝わってきます。

 

僕も山登りは大好きで,北アルプスも何度か登ったことがありますが,標高2000Mを超えた世界は別世界で,空気や風,風景など全てが下界とは異なり,その素晴らしさと同時に,何とも言えない恐怖をいつも感じていたような気がします。

 

でも,この本を読んでまた登りたくなりました!!

有川浩「フリーター家を買う」

有川浩の「フリーター家を買う」を読みました。

有川浩は,このブログでも何度も紹介していますが,最近,僕の良く読む好きな作家の一人ですね。

 

有川浩の本に登場する主人公は,いつも,いろいろ欠点があったり悩んだりしますが,純粋さとともにに,強い覚悟というか意志を感じるような気がしますね。

それが作品に一本通っているような気がします。

 

この本も読みやすくてすごくおもしろかったです。

お薦めしますので,皆さん,是非,一度,読まれてはいかがですか。

 

 

 

夫婦相互遺言のすすめ!

夫婦相互遺言とは、お互いが「私が先に死んだら、全てあなたに相続させます」という内容を含んだ遺言のことです。

 

特に、子供のいない夫婦ではたいへんありがたい遺言となります。

何故なら、子供がいない夫婦で、夫が先に死亡した場合、原則として妻と、夫の兄弟姉妹が法定相続人となるからです。

 

夫名義の不動産を妻名義にするには、夫の兄弟(場合によっては甥や姪)の印鑑が必要となります。兄弟には4分の1の法定相続分があるので、請求されれば支払をしなければならなくなります。

夫婦二人で築いた財産を何故、蓄財に関係のない兄弟に分け与えなければならないのかと文句を後から言ってもどうすることもできません。

 

このようなことにならないように、遺言を書いてもらっておくと、兄弟等の印鑑は必要なく、兄弟等には遺留分もないので、全て妻が相続できることになります。

妻が先に死亡した場合も同様です。

妻名義の預貯金を引き出すのに、同様の遺言があれば妻の兄弟の印鑑は必要ありません。

よって、兄弟等に遺産の一部を分け与える義務もありません。

 

この夫婦相互遺言の注意点として、夫婦が共に死亡した場合の財産の行く先を決めておくということです。

 

ただ単に、「全てあなたに」という内容の遺言があれば、一方が死んだ際は有効です。

でもその後、他方が死んだ場合は、もう既に夫婦の一方が死んでいる訳ですから、死者に相続させることはできません。

その結果として、後から死んだ夫婦のどちらかの兄弟や甥姪が相続人となり、遺産を分配(山分け)することになります。

 

自分たち二人が死んだ後は、どうにでもしてくれということであれば、それはそれで構いません。ただ、夫婦で築いた財産を特定の人に引き継いでもらいたいのであれば、その内容を予備的遺言として、それぞれの遺言の中に書いておく必要があります。

 

例えば、特定の兄弟姉妹の一人、甥姪の一人に、二人の老後の世話を頼むと共に葬式や供養もお願いしておくのを前提に、財産を相続させる(遺贈する)ことができます。当然、遺言作成前に頼みたい人の了解を取っておく必要があります。

 

一先ず、夫婦相互遺言を作成しておいて、一方が死んだ後に再度作成すれば良かろうという考え方もあります。

しかし現実に最愛の伴侶が死んだ後、遺言を書き直そうという気が起きるものでしょうか。

 

そして、その時既に残された伴侶が認知症であったりすると書き直し自体ができません。このようなことにならないように、夫婦二人が元気なうちに、二人が共に死んだ場合のことも相談しておいた方が安心です。

 

但し、夫婦二人が同じ用紙に遺言を書く、共同遺言は禁止です。無効な遺言となってしまいます。

 

夫婦相互遺言など、遺言や相続でお悩みの方は、お気軽に当事務所までご相談ください。

 

サンデー晋ちゃん!!

日曜日に京セラドームに阪神対ヤクルトの試合を見に行きました。

  

サンデー晋ちゃんこと藤浪晋太郎の先発で、試合は6-2の快勝でした。

藤浪の調子は悪そうでしたが、悪いなりに6回2失点で抑えるところがさすがです!

 

 

ドームは、湿気もなく涼しくていいですね。

日曜日ということで満員かとおもったのですが、思ったよりも空いていました。

 

これで読売とは6.5ゲーム差、まだまだ逆転可能です。

 

 

 

中学の同級生!!

土曜日に中学時代の同級生6人で会いました。

一人がここ数年、闘病生活をしており、この日は調子が良いということで、久しぶりに集まって須磨で食事会をしました。

思ったよりも、とても元気そうで、ほっとしました。

 

食事会の後は、5人で再び板宿に飲みに行きました。

久しぶりにゆっくりとしました!!

健康が第一です。早く良くなることを祈っています。

 

離婚後の親権者の変更について

夫婦が離婚する際には、未成年の子どもがいる場合は、両親のいずか一方を親権者として定める必要があります(民法819条)。

 

では、離婚の際に決めた親権者は、どのような場合に変更することができるのでしょうか。

 

親権者の変更は、原則として、安定した人間関係、生活環境の下で継続的に養育されることが子の福祉にかなうと考えられることから、「著しい事情変更」が必要と考えられています。 東京高裁決定昭和31年9月21日(家月8-11-37)

 

次に離婚後、一度決めた親権者を他の一方に変更するときはどのような手続が必要でしょうか。

 

これについては、父母間の話し合い(協議)で決めることはできず、子の親族の請求により、必ず家庭裁判所の調停か審判により決める必要があります(家事審判法9条1項乙類7号、17号)。

 

離婚や親権など夫婦間の法的なトラブルでお悩みの方は、どうぞお気軽に当事務所までご相談ください。

 

なお、当事務所は8月14日から18日までは夏休み休業です。

 

猛暑の山歩き!!

日曜日に夕方から1時間半ほど近くの山に山歩きに行きました。

 

15時ぐらいまで事務所で仕事をして、16時ぐらいからジムに行こうかと思ったのですが、自然中に入りたいと思い、山歩きに行きました。

 

日曜日は神戸は35度を超える暑さで、夕方は少しは気温も下がったとはいえ、とにかく暑かったです!!

 

ほとんど苦行でした!

ただ、汗をたくさん流して、家に帰ってからのシャワーが気持ちよかったです。

また、ビールも最高にうまい!!

 

なお、当事務所は8月14日から18日までは夏休み休業です。

 

 

神戸山手法律事務所の「お盆休み」

毎日、暑い日が続きますね。

気温が35度を超えるというのは少し異常としか言いようがないです。

 

当事務所のお盆休みは、8月14日(水)から8月18日(日)までです。

私は事務所で仕事をしている日も多いとは思いますが、事務所しては休みとなっていますので、ご了解ください。

 

8月19日(月)からは通常どおり事務所は営業しています。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

中嶋博行「検察捜査」

長島博行氏の「検察捜査」を読みました。

この作家の本は、初めてですが、現役の弁護士作家の本ということで本屋で目について買って読みました。

この本は、江戸川乱歩賞を受賞した作品だそうです。

 

ストーリーは、大物弁護士の殺人事件を巡る検察庁、日弁連の確執やそれぞれの権益拡大の争いなどの闇の部分を描いた作品です。

法曹界の問題を題材としたサスペンスですね。

 

全体のストーリーはおもしろかったですね。

興味のある方は読んでください。