1月2013

DVD「ステキな金縛り」

レンタルで三谷幸喜監督の「ステキな金縛り」のDVDを借りて見ました。

 

三谷作品は、これまでにも何本か見ましたが、この作品も面白かったですね。

 

法廷もののコメディというか、殺人事件の法廷で、被告人の無罪を証明する唯一の証人が幽霊の落ち武者という設定です。

ただ、この幽霊の落ち武者は全員に見えるわけではなく、弁護士と被告人とあと何人にしか見えません。

 

弁護士役が深津絵理、検事役が中井貴一、落ち武者が西田敏行などの豪華キャストです。

 

2時間20分ぐらいの映画ですが、おもしろくて時間を忘れるぐらいでした。

 

おもしろいので、皆さんにもお勧めします。

少し疲れ気味の時に、見るのにちょうどいいと思います。

 

親告罪とは

皆さんは、「親告罪」という犯罪を知っていますか?

 

ほとんどの犯罪は、告訴・告発がなくても、公訴を提起(起訴)できます。例外として、告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪があり、このような犯罪を親告罪といいます。

親告罪とは、「告訴を公訴提起要件(訴訟条件)とする罪」です。

 

親告罪が定められている理由としては、次のようなものが挙げられます。

まず、被害者の名誉・信用・秘密等の保護です。

これは、起訴によって事実が明るみに出たり公表されることによって、被害者がさらに不利益をこうむる場合があるため。

秘密漏示罪、強姦罪、強制わいせつ罪、名誉毀損罪などは、これを理由に親告罪とされています。

 

次は、事犯の軽微性です。

これは、被害が軽微でしかも直接公益に関しない場合に被害者が処罰を望まないのに訴追をする必要はない。

過失傷害罪、器物損壊罪などが、これを理由に親告罪とされています。

 

また、「法は家庭に立ち入らない」(家庭関係の尊重)ということも挙げられます。

これは、犯人と被害者が一定の親族関係にあるとき、法によっていたずらに家庭を壊さないように、親告罪とされています。

これを理由に、親族間の犯罪に関する特例にある罪は、一般に親告罪とされています。

 

そして、親告罪の「告訴」は、単に犯罪事実の申告(被害届など)とは異なり、捜査機関に対し犯罪事実をある程度具体的に申告し、その訴追を求める意思表示のことです。

告訴権者は、親告罪とされる犯罪の被害者や、この者と特定の関係ある者、たとえば被害者の法定代理人や配偶者、直系の親族、兄弟姉妹などです。

 

告訴は、書面または口頭で検察官ま司法警員に対し、原則として、犯人を知った日から6か月以内になす必要がある(なお、電話による告訴につき争いがありますが、判例はこれを否定しています。)。

 

親告罪につき告訴なくして公訴(起訴)された場合には、公訴棄却の判決がなされます。

なお、一旦告訴をした場合は、公訴の提起(起訴)があるまでは取り消せますが、起訴された後は告訴を取り消すことはできなくなります。

 

刑事事件の被害などの法的トラブルでお悩みの方は、お気軽に当事務所までご相談ください。

 

 

 

宮部みゆき著「英雄の書」上、下

宮部みゆきのえ「英雄の書」上、下を読みました。

 

宮部みゆきは、皆さんご存じのように、直木賞受賞作の「理由」や「模倣犯」などで有名な作家です。

 

この小説のストーリーは、なかなか説明するのは難しいですね。

ファンタジーというか冒険小説というか・・・。

 

でも、読みやすくておもしろいと思います。

そういえば、宮部みゆきの小説は子どもが主人公の話が多いですね。

 

皆さんも、一度、読まれてはいあかがでしょうか。

冲方丁「天地明察」

冲方丁の「天地明察」上,下2冊を読みました。

 

この作家の作品を読むのは初めてでした。

この作品は,第7回本屋大賞などを受賞し,今年,映画化もされました。

 

作品の内容は,江戸時代前期の囲碁棋士天文暦学者渋川春海の生涯を描いたものです。

特に,改暦作業に携わるようになる過程やその作業の苦労などを描いています。

 

暦というのは,現代もそうですが,古来から生活だけでなく,農業などを行ううえでも非常に重要で,不可欠なものです。

 

そのため,暦を支配するものが国を支配すると言われ,古来より,暦の制定は皇帝が行ってきたと言われています。

「明察」というのは正しい答えという意味で,「天地明察」というのは,暦が合っているということです。

 

読みやすくておもしろい本ですので,皆さんも読まれてはいかがでしょうか?

 

大阪市の桜宮高校入試中止と予算の支出停止

大阪市立桜宮高校体育科2年の男子生徒がバスケットボール部顧問の教諭から体罰を受け、自殺した問題で、橋下徹市長は,生徒が在籍した同校体育科とスポーツ健康科学科の今春の入試中止と、同校運動部の顧問教諭全員の異動を実施しなければ、関連予算を支出しないと表明したとの報道がありました。

 

体罰についてはもちろん許せない行為だと思いますが,今日は,この入試中止や人事異動をしなければ,関連予算を執行しないという橋下市長の発言について考えてみたいと思います。

 

橋下市長は,地方自治法上,「予算執行権は僕にある」として入試に必要な予算支出を認めない意向のようです。

確かに,地方自治体の予算の執行権や財務会計上の権限は,地方自治法149条により長である橋下市長にあります。

 

 

他方で,学校の教員の人事権や入試など学校の運営などは,地方教育行政の組織及び運営に関する法律により教育委員会に権限があります。

 

そうした場合に,上記の市長の予算執行の権限は無制限に認められるのでしょうか?

 

この点,最高裁判決(最判H4.12.15)では,「地方教育行政の組織運営に関する法律は,地方公共団体の区域内における教育行政については、原則として、これを、地方公共団体の長から独立した機関である教育委員会の固有の権限とすることにより、教育の政治的中立と教育行政の安定の確保を図るとともに、他面、教育行政の運営のために必要な、財産の取得、処分、契約の締結その他の財務会計上の事務に限っては、これを地方公共団体の長の権限とすることにより、教育行政の財政的側面を地方公共団体の一般財政の一環として位置付け、地方公共団体の財政全般の総合的運営の中で、教育行政の財政的基盤の確立を期することとしたものと解される。」としたうえで次のように述べています。

 

「教育委員会がした学校その他の教育機関の職員の任免その他の人事に関する処分(地方教育行政の組織及び運営に関する法律二三条三号)については、地方公共団体の長は、右処分が著しく合理性を欠きそのためこれに予算執行の適正確保の見地から看過し得ない瑕疵の存する場合でない限り、右処分を尊重しその内容に応じた財務会計上の措置を採るべき義務があり、これを拒むことは許されないものと解するのが相当である。けだし、地方公共団体の長は、関係規定に基づき予算執行の適正を確保すべき責任を地方公共団体に対して負担するものであるが、反面、同法に基づく独立した機関としての教育委員会の有する固有の権限内容にまで介入し得るものではなく、このことから、地方公共団体の長の有する予算の執行機関としての職務権限には、おのずから制約が存するものというべきであるからである。」

 

このような最高裁判例に照らせば,今回の橋下市長の意向は,行き過ぎの感があり,少なくとも法的に予算を執行しないなど強行した場合には,教育委員会の独立性を侵すものとして,違法とされる可能性があると思います。

 

皆さんは,この問題についてどのように考えられますか?

 

 

 

 

 

板宿八幡神社

板宿の北側の山の麓にある板宿八幡神社を皆さんご存じですか?

 

菅原道真を祀っているのですが、「板宿の厄神さん」と呼ばれており、普段はほとんど参拝客はいないのですが、厄神のこの時期は非常に賑わっています。

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BF%E5%AE%BF%E5%85%AB%E5%B9%A1%E7%A5%9E%E7%A4%BE

 

板宿駅からだと北に徒歩20分ぐらいのところにあり、須磨学園のちょうど裏側になります。

ただ、六甲山系の登山口の入口にあるため、神社までは結構参道を登ります。

 

この神社は、僕がよく登る東山の登山口の入口ですもで、日曜日に山登りの後にお参りに行きました。

おみくじを引いたら、またまた「大吉」でした。

厄神さんでは,多井の畑や門戸厄神が有名ですが,厄年の方は,御参りしてはいかがでしょうか?

 

薬のネット販売に関する最高裁判決

インターネットを使った薬の販売について、先日、最高裁判所はネットでの販売を一律に禁止した国の規制は無効だという判決を言い渡しました。

 

この裁判は、医薬品などのネット販売を行う東京の「ケンコーコム」などが起こしたもので、厚生労働省がリスクの低い一部を除き、インターネットによる薬の販売を4年前に省令で禁止したのは不当だと訴えていました。

 

1審の東京地方裁判所は「規制は必要だ」と訴えを退けましたが、2審の東京高等裁判所は去年4月、逆にネット販売を認める判断を示し、国が上告していました。

 

11日の判決で、最高裁判所第2小法廷の竹内行夫裁判長は、「薬のネット販売の禁止は憲法が保障する職業の自由を制約することになるが、現在の薬事法には一律に販売を禁止すべきだという趣旨が含まれているとは言えない。国の規制は法律が委ねた範囲を超えるもので、違法で無効だ」と判断し、国の上告を退けました。

 

医師の処方箋がなくても薬局などで購入できる「一般用医薬品」については、平成21年に施行された改正薬事法で、副作用のリスクに応じて第1類から第3類の3つに分類され、販売時に薬剤師らが適切に情報提供するよう規定しました。

 

販売方法については法律では規定されず、厚生労働省が省令で具体的に定めました。 この中で、アレルギーの薬や重い副作用が報告されている胃薬など、特に副作用のリスクが高い「第1類」と、リスクが比較的高いとされ、多くのかぜ薬や解熱剤が含まれる「第2類」については、薬局などでの対面販売が義務づけられました。

 

そのため,インターネットでの販売は、ビタミン剤や整腸剤などリスクが比較的低いとされる「第3類」だけに限定されました。

 

今回の最高裁判決は、この第1類及び第2類のネット販売の禁止する省令を違法とするものです。

 

今回勝訴したケンコーコムでは、早速、第2類の医薬品のネット販売を再開するとともに、安全性を確保するため、現在、薬剤師が顧客と副作用についてインターネットを使った電話やメールでやり取りしたり、過去に購入した薬を顧客ごとに管理し、同じ薬を大量に購入できない仕組みを導入したりしているということです。

 

この結果、薬のネット販売は現在の法律の下で事実上解禁されることになり、離島の居住者や障害者など薬局で薬の購入が困難な方は便利になる反面、他方で、副作用の危険のある薬のネット販売について不安があることも確かです。

今後、国は新たな規制が必要かどうか検討を迫られることになりそうです。

 

皆さんは、この問題についてどのように考えますか?

誉田哲也「主よ、永遠の休息を」

誉田哲也の「主よ、永遠の休息を」を読みました。

この作家の本は初めてですね。確か「ストロベリーナイト」などが有名な作家ですね。

 

この作品は、新聞記者がコンビニ強盗の犯人逮捕をスクープしたところから、コンビニの店員などを巡って、10数年前の女児誘拐殺人事件の真実が明らかになるというストーリーです。

 

読みやすい本ですし、好き嫌いだと思いますが。

うーん、結末にあまり救いがないですね。

 

六甲山「風吹岩」

先日の休みに六甲山の「風吹岩」まで登りました。

 

「風吹岩」は、阪急芦屋川駅からスタートして、ロックガーデンを通って、約1時間半ぐらいで到着する標高440mにある非常に見晴らしのいい岩場です。

 

標高では、六甲山の山頂の半分ぐらいですが、ここから山頂まではまだ2時間から2時間半程度かかります。

 

六甲山山頂まで登るのには、最もポピュラーなコースです。

 

この日は、朝10時過ぎに阪急芦屋川を出て、「風吹岩」に11時過ぎに到着して、岩場で景色を楽しみながら30分ぐらいゆっくり休みました。

 

その後は、この日は山頂には行かずに、阪急岡本方面に1時間ぐらいかけて下りました。

 

冬場なので、登山客も少なく、ゆっくり登れて気持ちよかったですね。

やっぱり山登りはいいですね。

 

相続・遺言に関する無料法律相談会

神戸山手法律事務所では、1月20日(日)に相続・遺言に関する無料法律相談会を開催します!

 

時間は、13時~17時の間です。

相談は1組あたり45分程度で、4組を予定しています。

 

場所は、神戸山手法律事務所(JR神戸駅から北へ徒歩3分、湊川神社すぐ前)の相談室で行います。

 

 

内容は、相続・遺言に関する法律相談を当事務所の津田弁護士が個別面談により行います。

 

相談料は無料です。

 

完全予約制ですので、希望される方は事前に当事務所まで電話(078-335-5122)で申込みください。

 

基本的には先着順(4組程度)としますので、希望者多数の場合はご容赦ください。

 

弁護士による個別無料相談ですので、相続・遺言でお悩みの方は、どうぞ安心してお申込みください。