8月2012

認知症と遺言能力

本日は、最近増加している認知症の人の遺言能力について考えてみたいと思います。

 

遺言とは、遺言者が自己の死後の法律関係のうち、法律で定められた一定の事項について、法律に定められた方式で行った最終意思の表示です。

従来はあまり利用されていなかったのですが、近年、国民の意識の変化にともなって、利用する人が大幅に増えています。

 

しかし、遺言は、法律に定められた方式に従ってなされていても、その遺言が法律上当然に有効となるわけではありません。

民法上、遺言者が遺言をする時に一定程度以上の判断能力(遺言能力)を有していることが必要です。

この遺言能力の有無については、例えば、94歳の老人の公正証書遺言が有効とされた裁判例がある一方で、88歳9か月の老人の公正証書遺言が無効とされた裁判例もあります。

 

遺言者の年齢だけではなく、遺言者がその遺言をした動機、遺言者の病状に関する医師の診断、遺言の内容の単純さや複雑さなど、それぞれの事例の個別具体的な事情によって、裁判所の判断も異なります。

そのため、公正証書だから間違っていないとはいえず、認知症の程度についての医師の診断などさまざまな事情から、遺言時に遺言能力がなかったと判断されると、公正証書遺言は法律上無効なものとなります。

 

ただ、認知症の方であっても、遺言時に判断能力がはっきりしていれば、遺言は有効となります。

したがって、認知症の方が遺言を書く場合は、遺言時に判断能力があるとの医師の診断書や判断のもとに行う必要があります。

 

このような場合には、やはり弁護士など法律の専門家に依頼をして、あとで無効と言われないような対策をきとんと講じた方がいいと思います。

 

遺言の作成などについてお悩みの方は、当事務所までお気軽にご相談ください。

有川浩「図書館危機」!!

有川浩の「図書館危機」を読みました。

この本は、有川浩の図書館戦争シリーズの3作目です。

図書館戦争シリーズは全4作品あり、これまで①、②を読みました。

またこの図書館戦争はアニメ映画にもなっていて、最近上映されいたと思います。

 

僕は、最初に「阪急電車」を読んでい以来、有川浩の本が結構好きで、最近良く読んでいますが、この本も読みやすくおもしろかったですね。

 

有川浩の本は、最近人気があるのですが、僕の行く古本屋はなぜか有川浩の本が充実していてほとんど手に入ります。

 

皆さんにお勧めしますので、良かったら読まれてはどうでしょうか?

 

 

処暑!?

毎日、気温が35度近くあり、本当に暑い日が続きますね。

 

先日8月23日は、24節気の「処暑」でした。

処暑とは、暦上は、暑さが峠を越えて後退し始める頃ということらしいですが、一体どうなっているのでしょう。

最近では、一昨年が猛暑でしたが、それに匹敵するような気がします。

 

他方で、心配された電力需要は大丈夫みたいで、結局、原発を稼働させなくても電力不足にはならなかったようです。

正直、多くの人の予想通りだと思いますが。

 

原子力を含めた電力の問題は、近い将来に脱原発ということでは国民の意見は概ね一致していると思います。

 

私は、もはや、脱原発かどうか、すぐに原発を止めるかどうかという議論よりも、脱原発に向けた具体的なプロセスやスケジュールを明確にする時期に来ていると思います。

 

皆さんはどう考えますか?

 

まだしばらくは残暑が続くようですので、体に気をつけましょう!

 

 

東京3日目

今日は、現在、東京事務所で働いている県庁時代の友人と会いました。

昼に会って築地で寿司を食べて、それから隅田川を船で浅草へ。

 

スカイツリーを見ながら、ゆっくりとビールを飲みました。

  

とにかく、久しぶりにゆっくりしましたね。

 

明日は研究会に出た後、夜に神戸に戻ります。

 

 

 

 

 

東京2日目

今日は、私が県庁時代に、半年間研修を受けた「自治大学校88期OB会」の15周年の集まりがありました。

   

32名が久しぶりに集まりました。

 

多くの人が私より3~5歳以上上の方で、それぞれの都道府県などで幹部職員になっている方ばかりです。

 

ただ、こうして会うと、皆さん、あまり変わっていなくて、15年がほんの数年前のような気がしますね。

 

本当に久しぶりで懐かしい人に会って、楽しいひと時を過ごしました。

 

東京!

今日から月曜まで久しぶりの東京です。

いつもは池袋に泊まることが多かったのですが、今回は「東銀座」のホテルに泊まっています。

 

今晩は、大学時代のサークルのOBが集まって「銀座」で飲みました。

一軒目は東銀座の店で、二件目は現在のスナック(バー??)に行きました。

 

今回は、私のほかに、同級生が2人、後輩が6人の9人が集まってくれました。

久しぶりに、ゆったりとした楽しいひと時を過ごすことができました。

 

皆さん、また飲みましょう!!

 

 

 

湊川神社の夏祭り

当事務所の北東の向かいにある湊川神社の夏祭りに行ってきました。

 

湊川神社の夏祭りは22日から26日まで毎晩開かれています。

本殿の前に奉納踊りのステージがあり、ダンスや踊りが行われているほか、夜店も並んでいます。

僕は、子どもの頃から、神社の祭が好きで、なぜかワクワクします。

 

ただ夜店の数は以前に比べると、平日のせいかもしれませんが、少し減っているような気もします。

 

あと、境内の中に、ビアガーデンもあり、こちらは29日までやっているようです。

なかなか神社の中にビアガーデンはないので、お薦めかもしれませんね。

 

26日の日曜日までやっていますので、夜は少し涼しくなっていますし、皆さんも一度、家族や友人と祭気分を味わいに出かけられてはいかがでしょうか。

 

海堂尊「ブレイズ メス 1990」

先日、海堂尊の「ブレイズ メス 1990」を読みました。

医療の手術を題材に、それをめぐる人間関係などを描いた小説が有名な作家です。

第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した「チームバチスタの栄光」や「ナイチンゲールの沈黙」などが有名ですね。

 

この作品も、天城冬彦という天才的な心臓外科医の破天荒な行動などを描いた小説で、読みやすくておもしろい小説です。

ストーリーはわかりやすいので、電車の中などででもすぐに読めると思います。

夏の落雷対策(再論)

今年の夏も落雷による死亡事故が全国で起こっています。

「落雷対策」については、以前にこのブログで紹介したことがありますが、再度、紹介したいと思います。

 

皆さんは、雷と言えば、光や音が怖いというイメージしかないかも知れませんが、実際には、日本では落雷による年間約15名の死傷者が出ているのをご存じですか?

登山をする人は、雷の恐怖はよく知っていると思いますが、北アルプスなどの高地では遮るものもないため、過去に落雷により登山客に多くの死傷者が出た事故も発生しています。

 

また、法的にも、学校のスポーツ大会で、生徒が落雷で重傷を負った事故について、学校が落雷が近づいていなかったのに生徒を避難させなかったことが過失と認められ、損害賠償が認められた事件もあります。

 

では、雷に遭遇したときには、どのような対策をすればいいのでしょうか?

 

まず、緊急避難時の心得としては、つぎのようなことに注意が必要です。

 

樹木(小枝や葉も含めて)の4m以内に近づかないことです。木のそばへの避難は、自殺行為ですので、絶対に避けましょう。

 

雨が降っても、絶対に傘はささないことです。

 

釣り竿、ゴルフクラブなど長い物体は、素材に関わらず、体から離して地面に寝かせることです。

 

④ゴム長靴・ビニールレインコートを身に付けていても、少しも安全になりません。

 

⑤金属類は、そのままを身につけておいても雷を引き寄せないので、身につけた金属類に気を払うより、安全度の高い場所に一秒でも早く逃げることが大切です。

 

次に、避難先としては、最も安全なのは、鉄筋コンクリート建築物・戸建て住宅などの本格的木造建築物の内部に逃げ込むことです。

 

近くに建物がない場合は、高さ5~30mの物体(樹木、建物、ポール、電線、電柱)の保護範囲に入るとともに、その物体から、4m以上離れることです。(コンクリート電柱は、2m以上で十分です。)

 

また、周囲への落雷が激しく、逃げられない時は、その場で両足を揃えてしゃがみ、目を閉じ、指で両耳穴をふさぐのがいいと言われています。

これは、寝そべると、近くに雷が落ちた時に、地面を伝わる雷でケガをする可能性があるからです。

 

皆さん、夏場は急に天候が変わりやすく雷も多くなりますし、落雷は重大な事故につながることも多いので、本当に注意しましょう。

 

映画「トガニ 幼き瞳の告発」

土曜日に、「トガニ 幼き瞳の告発」という韓国映画を三宮のシネ・リーブル神戸で見ました。

 

この映画は、聴覚障害者の学校での教育者による暴行や性的虐待について、子どもたちの告発とそれを隠蔽しようとする教育者の本性を暴くもので、実話をもとに映画化された作品です。

 

内容は非常に衝撃的ですが、勇気を持って告発しようとする子どもたちの姿は感動的です。

ただ、最後は、これが真実であれば、韓国の司法制度には失望を覚えます。

 

いずれにしても、内容は少しショッキングですが、基本的にはいい映画だと思います。

皆さんも良ければ、一度、見られてはどうでしょうか。