離婚と子ども,離婚

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1 養育費についての基本的な考え方

未成年の子どもが生活するために必要な費用を「養育費」(監護費用)といいます。

親は子どもに対して扶養義務を負っているので(民法877条1項),養育費を負担すべき義務があります。

離婚

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離婚に伴う慰謝料とは

夫又は妻の一方が破たん原因を作って離婚する場合,その原因を作出した夫(又は妻)は,他方に対し,離婚することに対する慰謝料を支払う必要があります。

これが離婚に伴う慰謝料です。

その法的性質は ...

離婚と子ども,離婚

離婚と子どものイメージ
面会交流権とは

離婚後に、親権者でない方の親が、子供と会ったり交流することを「面会交流(面接交渉)」といいます。

そして、親権者でない方の親も、離婚後、子供と会うことは法的に認められています。
このような親の権利を「 ...

離婚

費用分担
夫婦間の婚姻費用分担義務とその請求について

民法では、婚姻中の夫婦は、婚姻による生じる費用を負担する(民法760条)と規定されています。
すなわち、夫婦には婚姻費用を2人で分担する義務があり、その支払いがなされなかった場合は、相 ...

労災

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外回りの営業社員が、会社の営業車両で得意先に向かう途中、後続車に追突され負傷した場合には、加害者である後続車の運転手に対して損害賠償請求できるとともに、業務上の災害として労災の給付の対象となります。
この場合に、交通事故の加害 ...

労災

職場内において同僚などからのいじめや嫌がらせにより、うつ病などを発症した場合に、労災として認められるのでしょうか。

パワーハラスメントの定義では「優越的な地位」つまり、例えば上司から部下に対する言動を対象としたものが想定さ ...

労災

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職場の上司の「パワハラ」により、うつ病を発症した場合やうつ病を発症したのちに自殺した場合に、労災として認められるのでしょうか。

厚労省の労災認定基準に「パワハラ」が追加

2020年5月末、厚労省は「精神障害に関する労災認定の ...

相続

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相続において、生前に被相続人の財産を管理していた相続人がその財産を私的に使い込んでいたことが問題となるケースがあります。

例えば、施設に入所していた父親が死亡し、長男と次男が相続人。
長男が父親の預貯金を管理してい ...

相続

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今回は、相続で問題となることの多い「特別受益」について具体例を挙げて考えてみたいと思います。

「特別受益」とは,相続人が被相続人から受け取った特別な利益のことです。

被相続人の生前,一部の相続人だけが被相続人か ...

相続

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相続人の一人が、被相続人から大学などの進学に要する学費の援助を受けていた場合に、これらの費用は特別受益に該当するでしょうか。

この点、まず、特別受益において、学費として問題になるのは、主に高等学校卒業後の大学等の費用や留学 ...