交通事故による醜状痕と逸失利益
交通事故により手術などの傷跡が残るものを「外貌の醜状」、いわゆる醜状痕と言います。
醜状痕については、その部位や大きさなどにより、後遺障害等級認定では、外貌に著しい醜状を残すものが7級、外貌に相当程度の醜状を残すものが9級 ...
アカデミック・ハラスメント(アカハラ)
皆さんは、「アカデミック・ハラスメント」という言葉を聞いたことがありますか?
アカデミック・ハラスメント(アカハラ)とは、広くは学校や研究機関におけるいじめや嫌がらせ全般を指しますが、とくに最近はもう少し狭い意味で捉えられ ...
遺産分割のやり直し
一度、相続人の間で合意して行った遺産分割をやり直すことは可能でしょうか?
遺産分割は、被相続人の死後、相続税の申告期限が10か月とされており、よく考えないまま遺産分割協議を成立させてしまったということは少なくありません。
ネガティブ・オプション(送りつけ商法)について
注文した覚えのない商品が、事業者から一方的に送りつけられてくることを、ネガティブ・オプション(送りつけ商法)と呼んでいます。
この手の問題点は、商品と一緒に振込用紙や請求書を同封して送りつけ、「購入する意思がないのであれば ...
交通事故の治療費。保険会社から今月で打ち切る、と言われたら
交通事故による被害者から、「保険会社から今月で治療費を打ち切ると言われてしまったがどうしたら良いでしょうか?」というご相談をよく受けます。
まず、治療費の打ち切りを言われたからといって、治療をやめなければならないわけではあ ...
自己破産~債権者一覧表に記載しなかった債権の取り扱い
自己破産の申立においては、債権者の一覧表を裁判所に提出することになっています。
この債権者一覧表に記載されていない債権は、破産手続においてどのような取り扱いになるのでしょうか。
まず、債権者一覧表に敢えて記載し ...
解雇された社員による会社のデータ削除
勤務不良で社員を解雇したところ、解雇を逆恨みした社員が会社を止める際に、これまでコンピューターに入力した様々なデータを全部消去してしまったという事例について考えてみたいと思います。
このような事例の場合に、会社は、この社員 ...
社員への損害賠償と解雇予告手当の相殺について
会社が社員を解雇する場合には、労基法により30日前に予告するか、30日分以上の平均賃金を解雇予告手当として支払う義務があります。
「労働者の責めに帰すべき事由」(例えば、会社のお金の横領など)による解雇として、行政官庁の認 ...
マンションの騒音トラブル
マンションでは、真上の部屋からの足音や子供が飛んだり跳ねたりした時の音、夜間や早朝の洗濯機の振動音、掃除機の音、ステレオやピアノといった楽器の音などによる「騒音トラブル」があります。
このような騒 ...
遺言を残した方が良いケース⑮
遺言書を残した方が良いケースとして,最後に、⑮「遺産内容を把握している相続人がいない場合」があります。
必ずしも被相続人の全財産を家族が把握しているとは限りません。
たとえば、預貯金がどの金融機関にどれだけ ...