交通事故の被害者になったら③

交通事故は、単純に加害者・被害者とならないケースが多くあります。
 
被害者側にも過失がある場合がほとんどであり、後に損害賠償請求を行う際に「過失割合の認定」が問題になります。
 
交通事故の被害者になった場合には、まず、後日のトラブルを避けるために事故状況をよく確認することが大切です。
 
今回は、もしも、あなたが、交通事故の被害者になったとしたら、どのようなことに注意すべきかについての3回目(最終回)です。
 
警察への届出
警察官に事故発生の届出をすることは被害者の義務ではありませんが、加害者が怠っている場合は被害者側が積極的に届け出ましょう。
 
事故が軽微であるといって、加害者が警察への届出をしないように言ってきても応じてはいけません。
 
届出をしないと事故証明書が発行されませんので、後日損害賠償や保険を請求する場合に事故発生の立証に苦労することになります。
 
保険会社への事故通知
被害者が自動車保険に加入している場合には、その契約保険会社や取扱い代理店に対し、事故発生の日時、場所、事故の概要について通知しなければいけません。
 
加害者の車が無保険車であるときにも、被害者自身が自動車保険の搭乗者障害保険、自損事故保険や無保険車障害保険などに加入していれば、その保険金を受け取ることができるので、保険会社に速やかに連絡しましょう。
 
交通事故証明書の取得
交通事故にあった場合には、事故が発生した場所を管轄する各都道府県の自動車安全センターで「交通事故証明書」を作成してもらう必要があります。
 
交通事故証明書は事故について警察に届けておかないと発行してもらえませんし、事故証明書がないと保険の請求ができず、場合によっては事故にあったことさえも証明できなくなります。