離婚時の財産分与について①

離婚をする際に,夫婦で購入した家や車,貯めてきた貯金,掛け金を支払ってきた保険はどうなるのでしょうか?

今回は、離婚の際の「財産分与」について、何回かに分けて、一緒に考えたいと思います。

 財産分与とは,婚姻生活中に夫婦で協力して築き上げた財産を,離婚の際にそれぞれの貢献度に応じて分配することをいいます。法律にも,離婚の際には,相手方に対し財産の分与を請求することができる(民法768条1項)と定めています。

離婚を急いでしまうと,夫婦の財産について細かい取り決めをせずに,もらえるはずの財産をもらわないまま別れることになりがちですが,法律上認められている権利ですので,しっかり取り決めをすることが重要です。 

財産分与には,大きく分けて3つの種類があります。

まず1つ目は、夫婦が婚姻中に形成した財産の清算を行う「清算的財産分与」です。

2つ目は、離婚により困窮する(元)配偶者の扶養を目的とした「扶養的財産分与」です。

3つ目は、有責配偶者から慰謝料としての意味を含む「慰謝料的財産分与」です。

次回以降に、それぞれの内容について、順に見ていきたいと思います。

離婚または離婚後の生活に不安があったり、お悩みの方はどうぞお気軽に神戸山手事務所までご相談ください。

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